2009年7月19日日曜日

経営者の言葉:松下幸之助

 
 多くの会社の中には,非常にうまくいっているところもあれば,反対に行き詰まるようなところもある。うまくいっているところは従業員がみな優秀で,行き詰まるところはその反対かといえば決してそうではない。結局,そこに経営があるかないか,いいかえれば経営者がコツをつかんでいるかどうかによって,そうした違いが生じてくるのだろう。その証拠に,経営者一人が代わることで,倒産寸前の会社が隆々と発展した例はいくらでもある。
 経営のない会社は,いわば頭のない人間のようなものである。経営者が経営のコツをつかんでいる会社は強く繁栄発展していくと思うのである。

(松下幸之助:パナソニックグループ創業者 ※旧松下電器産業)


 「組織は頭から腐る」とよくいわれますが,組織における経営者の重要さが伝わってくる重みのある言葉です。

 また,松下幸之助がいう「経営のコツ」が,クリステンセンのいう「プロセス」と「組織の価値基準」というふたつの仕組みなのかもしれませんね。